2025年06月24日

第93回 薬剤師国家試験問題(問136〜140)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問136〜140)


問136 呼吸器系に作用する薬物の記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ドキサプラムは、末梢性化学受容器に作用し、呼吸を促進する。
2.ブロムヘキシンは、気道粘膜において腺細胞からの分泌を促進させ、痰の粘性を低下させて去痰作用を示す。
3.プロカテロールは、長時間作用型のアドレナリンβ受容体遮断薬で、気管支ぜん息発作時の気道閉塞
を緩解する。
4.デキストロメトルファンは、ジヒドロコデインとほぼ同等の鎮咳作用と止瀉作用を示すが、鎮痛作用はない。
5.イプラトロピウムは、吸入により気管支平滑筋のムスカリン性アセチルコリン受容体に作用してサイクリックAMP (cAMP)濃度を上昇させ、気管支を拡張する。


問137 肝臓・胆道・膵臓に作用する薬物に関する記述について、誤っているものを2つ選べ。

1.グリチルリチン酸は、糖質コルチコイド様作用を示し、慢性肝疾患における肝機能異常を改善する
2.フロプロピオンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して管平滑筋を強緩させ、十二指腸内への胆汁排出を促進する。
3.ケノデオキシコール酸は、肝臓でのコレステロール合成を阻害し、胆石表面のコレステロールをミセル化して溶解する。
4.ウリナスタチンは、トリプシン阻害作用のほか、リパーゼや顆粒球エラスターゼの阻害作用をもち、急性膵炎に用いられる。
5.カモスタットは、コレシストキニン受容体を遮断して、膵酵素分泌を抑制する。


問138 消化性瘍治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.テプレノンは、胃粘膜細胞のムスカリン性アセチルコリンM1受容体に選択的に作用して、粘膜防機能を高める。
2.セトラキサートは、胃粘膜組織でのプロスタグランジンE2の生合成を抑制して微小循環を改善する。
3.アズレンは、抗炎症作用以外に創傷治癒促進作用をもっている。
4.ランソプラゾールは、壁細胞のH+,K+,ATPaseを阻害して胃酸分泌を抑制する。
5.ラニチジンは、ヒスタミンH2受容体遮断作用による胃酸分泌抑制作用と、ペプシン分泌却制作用をもっている。


問139 利尿薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.トリクロルメチアジドは、ヘンレ係蹄上行脚でNa+及びCl-の再吸収を抑制する。
2.スピロノラクトンは、抗アルドステロン作用を示し、低カリウム血症を起こしやすい。
3.ブメタニドは、遠位細管でNa+,K,2Cl-共輸送系を阻害する。
4.マンニトールは、浸透圧利尿作用を示し、腎尿細管でほとんど再吸収されない。
5.アセタゾラミドは、炭酸脱水酵素阻害作用を示し、緑内障の治療にも用いられる。


問140 排尿障害及び頻尿の治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.プロビベリンは、アドレナリンβ2受容体刺激作用による膀胱平滑筋弛緩作用をもち、尿失禁の治療に用いられる。
2.タムスロシンは、前立腺のアドレナリンα1受容体に選択性が高い遮断薬で、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられる。
3.クレンブテロールは、アドレナリンα及びβ受容体遮断作用をもち、腹圧性尿失禁を改善する。
4.ジスチグミンは、間接的にアセチルコリンの作用を増強して排尿筋を収縮させるため、排尿困難の治療に用いられる。
5.オキシブチニンは、抗コリン作用と筋直接作用により膀胱平滑筋を弛緩させるため、頻尿の治療に用いられる。





























































--------------以下 解答-----------------

問136 1,2


問137 2,5


問138 1,2


問139 4,5


問140 1,3




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2025年06月23日

第93回 薬剤師国家試験問題(問131〜135)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問131〜135)


問131 非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.チアラミドは、主にシクロオキシゲナーゼ (COX)を阻害することにより抗炎症、鎮痛、解熱作用を現す。
2.メロキシカムは、アスピリンと比較してCOX2に対する選択性が高く、胃粘膜障害作用は弱い。
3.エトドラクは、COX2と比較してCOX1に対する阻害作用が強いため、胃粘膜の損傷を起こしやすい。
4.ロキソプロフェンは、生体内で活性型になるプロドラッグであり、胃粘膜障害作用が弱い。


問132 心不全治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.リシノプリルは、心不全状態におけるレニンーアンギオテンシン系の亢進を抑制する。
2.フロセミドは、循環血液量を減少させ、心不全状態における前負荷の増大を軽減する。
3.ジゴキシンは、心筋収縮力を増大させ、心拍数を減少させる。
4.ピモベンダンは、収縮タンパク質のCa2+感受性を低下させ、心筋酸素費量を減少させる。
5.カルベジロールは、アドレナリンβ受容体を刺激し、心不全患者の予後を改善する。


問133 抗不整脈薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.プロプラノロールは、交感神経緊張による不整脈に有効である。
2.ベラパミルは、房室伝導を抑制し、上室性頻拍を抑制する。
3.ジソピラミドは、Ca2+チャネルを遮断し、心筋の興奮性を低下させる。
4.メキシレチンは、Na+チャネルとK+チャネルを遮断し、活動電位持続時間を延長する。
5.アミオダロンは、K+チャネルを遮断し、QT延長を引き起こす。


問134 硝酸薬に関する記述について、誤っているものを2つ選べ。

1.後負荷には影響を及ぼさない。
2.血管平滑筋緩作用は、遊離した一酸化窒素がグアニル酸シクラーゼを活性化することにより生じる。
3.静脈の拡張により心臓へ還流する血液量が増大し、心筋酸素消費の減少をもたらす。
4.冠動脈のうち、太い部分をより強く拡張させる。
5.ニコランジルの冠血管拡張作用には、K+チャネル開口作用も関与している。


問135 麻酔したイヌの血圧測定実験に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.アドレナリンを静脈内注射すると、血圧は一過性の上昇ののち、正常値より低くなることがある。この血圧の低下は、アドレナリンの代謝産物がアドレナリン β1受容体に作用したためである。
2.フェントラミンを前もって静脈内注射したのちアドレナリンを静脈内注射すると、血圧は下降した。これはフェントラミンが血管のアドレナリンα受容体を遮断したためである。
3.アセチルコリンを静脈内注射すると、血圧は一過性に下降した。この現象は、アセチルコリンが血管平滑筋のムスカリン性アセチルコリンM1受容体を刺激したためである。
4.アトロピンを静脈内注射したのち大量のアセチルコリンを静脈内注射すると、血圧は上昇した。これは、アセチルコリンが交感神経節と副腎髄質のニコチン性アセチルコン受容体を刺激したためである。





























































--------------以下 解答-----------------

問131 2,4


問132 4,5


問133 3,4


問134 1,3


問135 2,4




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2025年06月22日

第93回 薬剤師国家試験問題(問126〜130)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問126〜130)


問126 抗てんかん薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.フェニトインは、脳神経細胞へのNa+流入を抑制し、強直間代発作や欠神発作に用いられる。
2.カルバマゼピンは、脳神経細胞のT型Ca2+チャネルを適断し、複雑部分発作に用いられる。
3.エトスクシミドは、GABA(B)受容体に作用してK+チャネルを活性化し、欠神発作に用いられる。
4.ジアゼパムは、GABA(A)受容体機能を亢進し、静注でてんかん重積状態の緩解に用いられる。
5.バルプロ酸は、GABAトランスアミナーゼ阻害作用があり、全般発作に有効である。


問127 鎮痛薬に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.モルヒネは、下行性の痛覚抑制系を活性化し、背髄後角における痛覚情報の伝達を抑制する。
2.ペチジンは、オピオイドμ受容体を介した鎮痛作用に加えて鎮痙作用をもつ。
3.ペンタゾシンは、オピオイドμ受容体には完全刺激薬として、オピオイドκ受容体には部分刺激薬として作用する。
4.ナロキソンは、オピオイドμ受容体刺激作用のない麻薬拮抗薬で、過量のモルヒネにより抑制された呼吸を回復させる。


問128 次の記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.メチルフェニデートは、アンフェタミン様の中枢興奮作用をもち、ナルコレプシーに用いられる。
2.ベタヒスチンは、アドレナリンβ受容体を遮断して内耳の微小循環を改善し、メニエール病に伴うめまいを抑制する。
3.ファスジルは、ミオシン軽鎖のリン酸化を阻害し、くも膜下出血による血管れん縮を抑制する。
4.アマンタジンは、中枢神経機能を活性化する作用を持ち、脳梗塞後遺症に伴う意欲・自発性低下を改善する。
5.ドネペジルは、中枢神経系のアセチルコリン合成を選択的に促進し、軽度及び中等度のアルツハイマ一病における認知障害の進行を抑制する。


問129 関節リウマチ治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.アクタリットは、胸腺からのサプレッサーT細胞の分化誘導を促進する。
2.レフルノミドは、体内で活性化されてピリミジン合成を阻害する。
3.オーラノフィンは、シクロオキシゲナーゼを阻害して炎症を抑える。
4.インフリキシマブは、関節破壊の原因となる腫瘍壊死因子α(TNFα)の受容体を遮断する。
5.ブシラミンは、分子内にSH基をもち、リウマトイド因子のジスルフィド結合(ーSーSー)を切断する。


問130 抗アレルギー薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.ジフェンヒドラミンは、気管支においてヒスタミンに加えてアセチルコリンにも拮抗し、気道分泌を抑制する。
2.フェキソフェナジンは、ヒスタミンH1受容体を遮断するとともに、ケミカルメディエーターの遊離を阻害する。
3.トラニラストは、ロイコトリエン受容体を遮断し、気管支ぜん息における気道抵抗の上昇を抑制する。
4.スプラタストは、ヘルパーT細胞におけるインターフェロンの産生を特異的に阻害し、好酸球の浸潤を抑制する。
5.ラマトロバンは、トロンボキサンA2に拮抗し、アレルギー性鼻炎における鼻腔抵抗の上昇を抑制する。






























































--------------以下 解答-----------------

問126 4,5


問127 3


問128 2,5


問129 3,4


問130 3,4




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2025年06月18日

第93回 薬剤師国家試験問題(問121〜125)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問121〜125)


問121 細胞膜に存在する受容体に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.神経接合部のニコチン性アセチルコリン受容体の刺激は、筋肉細胞内へのNa+流入を引き起こし、膜電位は脱分極側に変化する。
2.交感神経節後線維末端に存在するアドレナリンα2受容体の刺激は、サイクリック AMP (cAMP)の減少と神経伝達物質の遊離抑制を引き起こす。
3.心筋細胞のアドレナリンβ1受容体の刺敷は、cAMPを増加させ、心筋収縮を促進する。
4.ヒスタミンH2受容体の刺激は、ジアシルグリセロールとイノシトール-1,4.5-三リン酸の生成を促進する。
5.セロトニン5-HT2受容体の刺激は、Cl-流入を引き起こし、膜電位は過分極側に変化する。


問122 薬物の構造式を変化させた場合に、作用が顕著に低下する組み合わせを選ぶ問題。

構造式のため省略


問123 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ナファゾリンは、アドレナリンα1受容体に作用し、鼻粘膜細動脈の血流を減少させる。
2.エフェドリンは、アドレナリンβ受容体刺激作用とともに、交感神経節後線維終末からのカテコールアミン遊離作用も示す。
3.トロピカミドは、ムスカリン性アセチルコリン受容体に作用し、眼圧を低下させる。
4.カルバコールは、ニコチン様作用を示し、コリンエステラーゼにより分解される。


問124 末梢神経系とその効果器に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.リドカインの局所麻酔作用は、適用された部位のpHにより影響され、酸性部位ではその効力が減弱する。
2.コカインは、Na+チャネル遮断に加え、ノルアドレナリンの血管収縮作用を抑制する。
3.スキサメトニウムは、骨格筋弛緩作用に先立ち、終板の脱分極を引き起こす。
4.ベクロニウムは、骨格筋の静止膜電位を変化させず、終板電位を抑制する。
5.ダントロレンは、主に骨格筋細胞膜のNa+チャネルを遮断し、筋緩を引き起こす。


問125 全身麻酔に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.麻酔時にモルヒネを併用すると、モルヒネの動眼神経核抑制作用により散瞳の増大が認められる。
2.プロポフォールは、麻酔の導入と覚せいが速やかで、持続点滴による全身麻酔に用いられる。
3.神経遮断性麻酔には、麻酔性鎮痛薬のフェンタニルとブチロフェノン系神経遮断薬のドロペリドールを併用する。
4.セボフルランは、心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用がハロタンより強い。






























































--------------以下 解答-----------------

問121 4,5


問122 3,4


問123 1,2


問124 2,5


問125 2,3




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2025年06月17日

第93回 薬剤師国家試験問題(問116〜120)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問116〜120)


問116 毒物および劇物取締法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.薬局開設者は、毒物又は劇物の販売業の登録を受けていなくても、毒物又は劇物を販売することができる。
2.毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を直接に取り扱う製造所、営業所又は店舗ごとに、原則として、専任の毒物劇物取扱責任者を置かなければならない。
3.毒物又は劇物の販売業の登録には、一般販売業の登録、農業用品目販売業の登録、家庭用品目販売業の登録及び特定品目販売業の登録の4種類がある。
4.毒物劇物営業者は、毒物又は劇物を交付する場合には、交付の相手が14歳未満の者でないことを確認しなければならない。
5.毒物劇物営業者は、劇物の容器及び被包に、「医薬用外」及び「劇物」の文字の表示があれば、その劇物を貯蔵する場所に、これらの文字を表示しなくてもよい。


問117 医療法に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。

1.診療所では、患者を入院させて診療してはならないと規定されている。
2.病院内にある調剤所の構造設備基準は、医薬品医療機器等法における薬局のものと同じである。
3.医療は、医療の担い手と医療を受ける者との信頼関係に基づいて行われるべきであると規定されている。
4.調剤を実施する薬局については、当該薬局に勤務しない薬剤師の研究又は研修の為に利用させる規定はない。
5.病院には、薬剤師を3人以上置かなければならないと規定されている。


問118 健康保険法に関する基準のうち、正しいものを2つ選べ。

1.薬局は、保険薬局の指定を受けなければ、保険調剤を行うことはできない。
2.保険薬局で保険調剤を行う薬剤師は、全員が保険薬剤の登録を受けなければならない。
3.保険医療機関の指定を受けた病院で調剤を行う薬剤師は、保険薬剤師の登録を受けなければならない。
4.保険薬局が、調剤報酬を不正に請求した場合には、地方社会保険医療協議会に諮問することなく、保険薬局の指定が取り消される。


問119 患者が医科および歯科の処方せんを同時に持参した際の薬剤師の対応についての問題。

省略


問120 介護保険法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.要介護状態にならなければ、介護保険の給付の対象とはならない。
2.都道府県は、介護保険事業の運営が健全に行われるよう必要な助言及び適切な援助をしなければならない。
3.要介護者には、要介護状態にある65歳以上の者のみが該当する。
4.保険薬局の保険薬剤師は、居宅療養管理指導として処方せんによる指示に基づき、居宅を訪問して、薬学的管理指導を行うことができる。






























































--------------以下 解答-----------------

問116 2


問117 3


問118 1,2


問119 2,4


問120 2,4




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2025年06月16日

第93回 薬剤師国家試験問題(問111〜115)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問111〜115)


問111 薬局における毒薬、劇薬及び処方せん医薬品の取り扱いに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.薬局開設者は、毒薬又は劇薬を販売した際に受け取った譲受人の氏名等の記載された文書をその譲渡の日から2年間、保存しなければならない。
2.処方せん医薬品は、他の医薬品を区別して、貯蔵し、又は陳列しなければならない。
3.薬剤師に対しては、処方せんがなくても、処方せん医薬品を販売することができる。
4.薬剤師に対しては、直接の容器又は直接の被包に「毒」の文字が記載されていない毒薬であっても、販売することができる。


問112 生物由来製品に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.生物由来製品とは、医薬品のうち、植物以外の生物由来原料を使用して製造された製品を指す。
2.特定生物由来製品とは、生物由来製品のうち、保健衛生上の危害防止の措置が必要なものであって、厚生労働大臣により指定されたものをいう。
3.医療機関は、特定生物由来製品を使用した場合、使用した患者の情報を記録し、30年間保管しなければならない。
4.感染症定期報告は、生物由来製品の製造販売業者等に義務付けられている制度である。
5.生物由来製品が特別の規制を受けるのは、後天性免疫不全症候群やクロイツフェルト・ヤコブ病など生物由来製品に混入した病原体による感染被害の発生がその背景にある。


問113 医薬品医療機器等法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.医薬品の製造販売業者が、医薬品医療機器等法に違反した行為を行った時は、その製造販売業の許可は必ず取り消される。
2.医薬品の製造販売業の許可の更新を拒もうとするときは、予め、その相手方にその処分の理由を通知し、有利な証拠の提出の機会を与える必要はない。
3.医薬品の製造販売業者が、承認を受けた医薬品を正当な理由なく引き続き3年間製造販売していない時は、その承認を取り消されることがある。
4.製造販売の承認を受けた医薬品が、医薬品医療機器等法に定める承認の拒否事由のいずれかに該当したときは、その承認は必ず取り消される。


問114 独立行政法人医薬品医療機器総合機構に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.許可医薬品等の副作用とは、許可医薬品または許可再生医療等製品が適正な使用目的に従い適正に使用された場合においても、その許可医薬品または許可再生医療等製品により人に発現する有害な反応を指す。
2.医薬品医療機器等法に基づく許可を受けて製造販売された医薬品の使用によって生じた副作用は、すべて救済の対象となるとは限らない。
3.予防接種法の規定による予防接種を受けたことにより生じた副作用については、副作用救済給付の対象とはならない。
4.副作用救済給付を受けている者にかかわる疾病、傷害または脂肪の原因となった医薬品について、賠償の責任を有するものが明らかとなった場合には、以後副作用救済給付は行われない。
5.配置薬などの一般用医薬品を製造販売している業者は、副作用救済給付の財源となる副作用拠出金を負担する義務はない。


問115 麻薬及び向精神薬取締法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.麻薬管理者の免許は、薬剤師でなければ受けることができない。
2.麻薬取扱者の免許の有効期間は、免許の日からその日の属する年の翌年の3月31日までである。
3.麻薬は、麻薬以外の医薬品(覚せい剤を除く)と区別し、鍵をかけた堅固な設備内に保管しなければならない。
4.麻薬小売業者は、麻薬処方せんにより調剤された麻薬を破棄した時は、30日以内に、所定の事項を都道府県知事に届け出なければならない。






























































--------------以下 解答-----------------

問111 1、3


問112 1.3


問113 3、4


問114 5


問115 3、4




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2025年06月15日

第93回 薬剤師国家試験問題(問106〜110)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問106〜110)


問106 医薬品の開発に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.GLPに基づき指定される信頼性保証部門の担当者には、その試験の実施担当者が含まれていてはならない。
2.ヒトを被験者とする薬物についての試験は、すべて医薬品医療機器等法上の治験に含まれる。
3.GCPにおいては、治験審査委員会を設置していない医療機関では治験を行ってはならない。
4.医薬品産業における研究費の売上高に対する比率は、全産業におけるその比率の平均値よりも高い。


問107 薬剤師法の規定で義務付けられている処方せんへの記入事項について、誤っているものを2つ選べ。

1.処方せんを持参した者が患者自身でない場合には、その処方せんを持参した者の氏名及び住所。
2.処方せんの内容の疑わしい点を医師に確かめた場合には、その回答の内容。
3.医師の同意を得て処方せんに記載された医薬品を変更して調剤した場合には、その変更内容。
4.患者の薬歴作成時に知り得たアレルギー体質等の患者の特記するべき体質。
5.調剤済みとならなかった場合には、調剤量。


問108 医薬品の製造販売業及び製造業に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.製造販売業者が、医薬品を自社工場で製造する場合には、製造業の許可が必要である。
2.製造販売業者が、自ら輸入した医薬品を薬局開設者に販売する場合には、医薬品販売業の許可を必要としない。
3.製造業者は、製造する品目ごとに製造業の許可を得る必要がある。
4.製造業者が製造販売業者から委託を受けて製造した医薬品の直接の容器又は直接の被包には、製造業者と製造販売業者の両方の名称及び住所を記載する必要がある。


問109 GMPの適用を受ける医薬品の製造所に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.品質部門は、製造部門から独立していなければならない。
2.製品の製造所からの出荷の可否は、製造部門が決定しなければならない。
3.製品の試験検査に必要な検体の採取は、品質部門が行う。
4.製造に関する記録の保存は、品質部門が行う。


問110 医薬品医療機器等法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.医薬品の承認申請に必要な資料については、国の機関で試験されたものであれば、GLP,GCP等の基準の順守が免除される。
2.医薬品の製造販売の承認を受けた者は、原則として6年後に再評価の申請をしなければならない。
3.医薬品の再評価の結果によっては、当該医薬品の製造販売の承認が取り消されることがある。
4.医師、薬剤師等の医薬関係者は、医薬品の副作用と疑われる症例を知り、保健衛生上の危害の発生を防止する必要があると認める時は、厚生労働大臣に報告しなければならない。






























































--------------以下 解答-----------------

問106 1,4


問107 1,4


問108 1,2


問109 1,3


問110 3,4




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2025年06月13日

第93回 薬剤師国家試験問題(問101〜105)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問101〜105)


問101 憲法の条文に関する問題。

省略


問102 薬剤師の責任に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.薬剤師は、医薬品の製造販売業者が行う医薬品による危害の防止に必要な措置の実施に協力するよう努めなければならない。
2.処方せんに基づく調剤は、製造物責任法にいう製造行為に該当する。
3.薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のために必要な情報を提供しなければならない。
4.薬剤師は、調剤した薬剤について、患者本人に対面して説明すれば、その容器又は被包への患者の氏名、用法・用量の記載を省略できる。


問103 平成24年における医療施設数および届出医療関係者数に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.看護師数は、約20万人である。
2.薬局数は、一般診療所よりも多い。
3.医師数は、薬剤師よりも多い。
4.薬局に従事する薬剤師数は、病院・診療所に従事する薬剤師数よりも多い。


問104 医療行政体系に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.地方薬事審議会は、都道府県知事の諮問に応じ、薬事に関する当該道府県の事務のうち重要事項を調査審議する機関である。
2.中央社会保険医療協議会は、社会保障、人口問題に関すること、その他老人福祉法などに規定する事項を審議する機関である。
3.地方衛生研究所は、公衆衛生の向上を図るため、試験検査、公衆衛生情報などの収集・解析・提供を行う機関である。
4.保健所は、疾病の予防、健康増進、衛生環境など地域保健活動を行う機関である。


問105 医薬分業等に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.薬剤師は資質の向上を図るための卒後研修事業が実施されている。
2.薬局は、患者が持参した処方せんに薬局に在庫していない医薬品が記載されていた場合、調剤を拒否しなければならない。
3.薬剤師が在宅医療に貢献するため、患者の療養上の世話をすることが義務付けられている。
4.平成24年度における国民医療費中の薬局調剤医療費は、歯科診療医療費より多い。






























































--------------以下 解答-----------------

問101 4


問102 1,3


問103 3,4


問104 2


問105 1,4




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2025年06月12日

第93回 薬剤師国家試験問題(問96〜100)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問96〜100)


問96 1日許容摂取量(ADI)に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ヒトが毎日連続して一生涯摂取しても危険がないと考えられる1日当たりの摂取量のことである。
2.動物実験で求めた最大無作用量と同じである。
3.農薬のADIは、生態系への影響を考慮して決められている。
4.食品添加物の使用基準は、ADIを考慮して決められる。


問97 ある化学物質の急性中毒者の血液検査及び処置の結果を以下に示す。

「血液検査を行ったところ低コリンエステラーゼ血症であった。また、アトロピン硫酸塩水和物の静脈点滴を行ったところ症状が改善した。さらに、ヨウ化プラリドキシム(PAM)の投与が有効であった。」

これより推定される原因物質はどれか。

1.シアン化カリウム
2.マラチオン
3.カルバリル
4.DDT
5.アセトアミノフェン


問98 依存性薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.LSD−25とサイロシンは、いずれもトリプタミン構造を含む。
2.モルヒネのグルクロン酸抱合は、ヒトでは3位水酸基よりも6位水酸基で起こりやすい。
3.ペントバルビタールは、銅ーピリジン反応により定性的に検出される。
4.メタンフェタミンとアンフェタミンは、いずれもシモン反応に陽性である。


問99 電子捕獲型検出器を備えたガスクロマトグラフィーで、高感度に分析できる薬毒物として、正しいもの2つ選べ。

構造式のため省略


問100 電離放射線に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.放射線荷重係数は、α線よりもγ線の方が大きい。
2.放射線の人体への影響は、細胞分裂の盛んな組織で大きい。
3.放射線の人体への影響の度合いを表す単位は、グレイ(Gy)である。
4.α線放出核種の人体への影響は、体外被曝よりも体内被曝による方が大きい。






























































--------------以下 解答-----------------

問96 1,4


問97 2


問98 1,3


問99 1,2


問100 2,4




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2025年06月10日

第93回 薬剤師国家試験問題(問91〜95)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問91〜95)


問91 地球環境問題に関する国際的取り決めとその内容の組合せとして、正しいものを2つ選べ。

1.バーゼル条約 − 有害廃棄物等の海洋投棄規則
2.モントリオール議定書 − 硫黄酸化物及び窒素酸化物の排出規制
3.ワシントン条約 − 野生動植物の国際取引規制
4.京都議定書 − 温室効果ガスの排出規制


問92 大気汚染を防止するための法規制に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ダイオキシン類については、環境基準が設定されている。
2.首都圏などの特定の地域においては、自動車NOx・PM法が適用される。
3.一般粉塵については、工場・事業場の敷地境界における大気中濃度の基準が設定されている。
4.硫黄酸化物のK値規制の適用にあたっては、K値が小さい程、規制は緩和される。


問93 ヒトにおける化学物質の代謝に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。

1.UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼにより生成するグルクロニドは、すべてβ体である。
2.安息香酸は、タウリン抱合を受けて馬尿酸として排泄される。
3.異物のグルタチオン抱合とその関連反応では、グルタチオンの分解により生じたシステインがアセチル化され、これが酵素的にエポキシドなどと反応する。
4.硫酸抱合体は、さらにメルカプツール酸へと代謝されて尿中に排泄される。


問94 発がんプロモーターと主な標的臓器との組み合わせとして、正しいものを2つ選べ。

1.12-O-テトラデカノイルホルボール13アセテート(TPA) − 肝臓
2.フェノバルビタール − 胃
3.食塩 − 胃
4.胆汁酸 − 大腸


問95 化審法により第一種特定化学物質に指定されているものとして、正しいものを2つ選べ。


構造式のため省略





























































--------------以下 解答-----------------

問91 3,4


問92 1,2


問93 1


問94 3,4


問95 1,4




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