2025年07月04日

第93回 薬剤師国家試験問題(問186〜190)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問186〜190)


問186 片頭痛とその治療に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.慢性かつ発作性の一次性頭痛であり、痛みは拍動性で労作により増悪する。
2.女性では、エストロゲン分泌が変動する時期に、発作が発症・増悪されやすい。
3.痛みの部位と同側性に鼻閉、鼻漏、流涙などを伴う。
4.三叉神経から神経ペプチド放出の低下により、血管が収縮し発症する。
5.治療にロメリジン塩酸塩が用いられる。


問187 骨・関節疾患とその治療に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.変形性関節症の治療には、副腎皮質ステロイド製剤の経口投与が第一選択となる。
2.骨量(骨密度)は、20歳後半から30歳前半で最大に達し、以後、加齢とともに減少していく。
3.ビスホスホネート製剤は、破骨細胞による骨吸収を抑制する。
4.選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)は、骨に対してはエストロゲン様作用を示すが、乳腺に対する作用は示さない。
5.骨粗鬆症による疼痛には、カルシトニン製剤が適応となる。


問188 アナフィラキシーとその治療に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.原因物質に暴露されて起こる全身性のアレルギー反応で、短時間のうちに症状が進行して、ショック状態に至ることがある。
2.IgG抗体と抗原の複合体が補体を活性化して起こす、1型アレルギー反応によるものとIgE抗体が関与する、3型アレルギー反応によるものがある。
3.ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウムは、ショック状態を遷延化するため、投与すべきでない。
4.非経口的に体内に取り込まれた物質だけが症状を引き起こす。
5.緊急処置として、アドレナリンの筋肉内投与又は皮下投与を行う。


問189 心電図から考えられる疾患を読み、治療薬を考える問題

省略


問190 起立性低血圧とその治療薬に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.循環血漿量の減少が原因の1つである。
2.交感神経非緊張型では、起立時に心拍数が著明に増加する。
3.ドロキシドパは、閉塞角緑内障の患者には禁品である。
4.アドレナリンα1受容体刺激薬であるミドドリン塩酸塩が用いられる。
5.ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩は、狭心症の患者には禁品である。



























































--------------以下 解答-----------------

問186 3,4


問187 1


問188 1,5


問189 4,5


問190 2




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2025年07月03日

第93回 薬剤師国家試験問題(問181〜185)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問181〜185)


問181 肝障害の診断に用いる臨床検査に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.肝硬変では、γーグロブリンが上昇し、プロトロンビン時間が延長する。
2.肝細胞癌では、SCC (squamous cell carcinoma related antigen)が上昇する。
3.急性肝炎の疑いがあるときは、肝炎ウイルスマーカーの検査が不可欠である。
4.薬剤性肝障害に関する検査項目には、アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT)とソーグルタミルトランスペプチダーゼ(y-GTP)がある。
5.血清コリンエステラーゼ(ChE)の活性測定は、農薬(有機リン剤など)やサリン中毒の際に診断的価値がある。


問182 てんかんに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.症候性てんかんは、一般に薬物治療に対する反応性が良好である。
2.ミオクロニー発作は、突然の意識消失による行動停止を示し、発作は数秒から数十秒間持続する。
3.単純部分発作では、てんかんの焦点となる脳領域に対応した運動や感覚機能の異常が症状として現れる。
4.全般性強直間代の重積では、高熱、心機能低下など生命の危険を伴う場合がある。


問183 アルツハイマー病に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.運動機能障害などの神経症状に続いて認知機能障害が現れる。
2.βおよびγセクレターゼにより生成されたアミロイドβタンパク質の沈着が、病因となる。
3.リン酸化タウタンパク質の重合体が減少することにより、神経原線維変化をもたらす。
4.進行性の脳神経変性疾患であり、大脳皮質と海馬の萎縮が顕著である。
5.マイネルト基底核の病変が著しく、コリン作動性神経細胞の変性が認められる。


問184 統合失調症に関する記述について、誤っているものを2つ選べ。

1.10歳代〜30歳代に好発し、遺伝的素因が認められる。
2.陽性症状は緩徐に進行し、陰性症状は急速に進行する。
3.中脳辺縁系経路及び中脳皮質経路のドパミン作動性神経伝達の異常が病態と関係すると考えられる。
4.陰性症状の病態として、大脳皮質のグルタミン酸作動性神経系の機能低下があげられる。
5.陰性症状の病態として、大脳皮質のセロトニン5-HT2受容体の機能低下があげられる。


問185 気分障害とその治療に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.うつ病性障害(うつ病)は、女性より男性の有病率が高い。
2.双極性障害の状態の治療薬には、炭酸リチウム、カルバマゼピン、パルプロ酸ナトリウムがある。
3.軽症・中等症のうつ病の第一選択薬は、三環系抗うつ薬である。
4.Hamilton Depression Rating Scale(HDRS)は、うつ症状の評価に使用される。
5.うつ病の初期症状は、睡眠障害、食欲減退、疲労感などの身体症状である。



























































--------------以下 解答-----------------

問181 2


問182 3,4


問183 1,3


問184 2,5


問185 1,3




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2025年07月02日

第93回 薬剤師国家試験問題(問176〜180)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問176〜180)


問176 滅菌法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.乾熱法は、熱に安定なガラス製、磁製、金属製の物品、鉱油、油脂類又は粉体の試料などに用いられる。
2.十字流ろ過方式による超ろ過法では、すべての微生物及びエンドトキシンを除去することが可能である。
3.ガス法では、塩素ガスが広く用いられる。
4.放射線法では、β線を利用することで熱に不安定な製品の滅菌が可能である。


問177 医薬品添加剤に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ヒトインスリンには、フェノール又はクレゾールが保存剤として加えられている。
2.ヒドロキシプロピルセルロースは結合剤として、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースは崩壊剤として用いられる。
3.カルメロースカルシウムは、滑沢剤として用いられる。
4.ヒプロメロースは、腸溶性コーティング剤として用いられる。


問178 DDS製剤とその目的の組み合わせを選ぶ問題

省略


問179 日本薬局方一般試験法に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.注射剤の不溶性異物検査法は、不溶性異物の有無を肉眼で観察する検査法である。
2.エンドトキシン試験法は、エンドトキシンの存在をウサギの体温変化により判定する試験法である。
3.製剤均一性試験法は、個々の製剤の間での有効成分含量の均一性を試験する試験法である。
4.溶出試験法は、経口製剤及び剤からの主薬の溶出性を試験する試験法である。


問180 新有効成分含有医薬品の承認申請に必要な安定性試験に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.原則として、日米 EU 医薬品規制調和国際会議(CH)によって合意されたガイドラインに従って実施される。
2.承認申請時には、有効期間以上の期間の長期保存試験結果が必要である。
3.製剤の加速試験は、輸送中に起こりうる貯蔵方法からの長期的な逸脱の景響を評価するために利用できる。
4.原薬の苛酷試験は、生成の可能性がある分解生成物を同定するのに役立つ。



























































--------------以下 解答-----------------

問176 1,2


問177 1,2


問178 2,3


問179 1,3


問180 1,4




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2025年07月01日

第93回 薬剤師国家試験問題(問171〜175)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問171〜175)


問171 グラフの問題

省略


問172 粘度に関する記述の問題

省略


問173 日本薬局方製総則に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.顆粒剤のうち、42号(355μm)ふるいに残留するものが全量の15%以下のものを散剤と称することができる。
2.錠剤を製するとき、溶媒で湿潤させた練合物を一定の型に流し込んで成型した後、適切な方法で乾燥して製することがある。
3.貼付剤は皮膚に貼付する製剤であり、テープ剤及びパップ剤がある。
4.トローチ剤は、別に規定するもののほか、溶出試験法又は崩壊試験法に必ず適合する。


問174 品質保証に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.GMP (Good Manufacturing Practice)は、わが国へ輸出するための医薬品、医薬部外品を製造する海外の製造所にも適用される。
2.バリデーションは、医薬品の品質、有効性及び安全性を確保するために、最終製品の品質を検査することをいう。
3.GQP (Good Quality Practice)は、製造販売業者が医薬品、医療機器等の品質管理を的確に行うために定められている。
4.GPSP (Good Post-marketing Study Practice)は、製造販売業者が医薬品、医療機器等の市販後の安全管理を的確に行うために定められている。


問175 打錠の際に生じる障害について組み合わせを選ぶ問題

省略



























































--------------以下 解答-----------------

問171 1


問172 1


問173 2,3


問174 1,3


問175 3




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2025年06月30日

第93回 薬剤師国家試験問題(問166〜170)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問166〜170)


問166 実験から得られたデータからわかることを選ぶ問題。

グラフ図のため省略


問167 粉体の粒度分布、比表面積に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.Langmuir 式やBET 式を用いるガス吸着法は、いずれも試料粉体表面におけるガスの単分子層吸着量を算出し、比表面積を求める方法である。
2.マーチン径は、粒子の投影面積と同じ面積を持つ円の直径に相当する。
3.メジアン径は、質量基準及び固数基準の累積分布曲線における50%累積値に対応する粒子径である。
4.粉体の粒度分布は、一般に正規分布になる。


問168 空率が65%の粉体層がある。空率が20%になるまで粉体を圧縮したとき、粉体層の見かけの密度(かさ密度)はもとの状態の何倍になるか、最も近い数値を1つ選べ。
ただし、粉体粒子の真密度は1.65g/cm^3であり、粒子内には空はなく、圧縮により真密度は変化しないものとする。

1.1.9
2.2.3
3.2.6
4.2.9
5.3.3
6.3.6


問169 ある薬物に対する溶解補助剤と、その可溶化に関する問題。

図のため省略


問170 ノイエスホイットニーの式に関する問題

省略



























































--------------以下 解答-----------------

問166 3,4


問167 1,3


問168 2


問169 3,4


問170 1,3




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2025年06月29日

第93回 薬剤師国家試験問題(問161〜165)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問161〜165)


問161 メトプロロールは、肝臓における代謝及び尿中への排泄の両過程により体内から消失する。全身クリアランスは1L/min であり、静脈内投与後の尿中未変化体排泄量は投与量の10%である。メトプロロールを経口投与した際、肝初回通過効果により消失する割合(%)として最も近いものを1つ選べ。
ただし、経口投与したメトプロロールは消化管粘膜を 100%透過し、消化管粘膜における代謝はなく、肝血流量は1.5L/min とする。

1.40
2.50
3.60
4.70
5.80
6.90


問162 ポピュレーションファーマコキネティクス(母集団薬物速度論)に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.多くの患者の血中濃度測定値及び患者情報を同時に解析すると、母集団の平均薬物動態パラメーター、個体間変動、個体内変動の情報が得られる。
2.解析により得られた変動に関する情報の中には、血中濃度の測定誤差が含まれる。
3.個体内変動は、全データから予測した母集団の平均薬物動態パラメーターと、個々の患者のデータから求めた薬物動態パラメーターの違いを反映する。
4.患者の1点の血中濃度測定値及び患者情報と母集団の平均薬物動態パラメーター及び変動情報を用いて、ベイズの統計理論により患者個々の薬物動態パラメーターが推定できる。


問163 治療薬物モニタリング(TDM)に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.タクロリムスのTDMでは、血清を分離せずに全血中濃度が測定されている。
2.シクロスポリンは、血中濃度の個人差が大きいため、TDMを行うことが望ましい薬物である。
3.フェノバルビタールは、著しい非線形薬物動態を示すため、TDMを行うことが必要な薬物である。
4.フェニトインの有効治療血中濃度は、10〜20ng/mLである。


問164 ジゴキシンに関する以下の間に答えよ。
ジゴキシンの治療薬物モニタリング(TDM)に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ジゴキシンの生物学的半減期は、ジギトキシンよりも長い。
2.ジゴキシンの分布容積は、体液量よりも小さいため、速やかに分布する。
3.ジゴキシン投与後の採血は、吸収相や分布相をさけてトラフ付近で行うのがよい。
4.血清ジゴキシン濃度の測定値は、真の値よりも高値を示すことがある。


問165 うっ血性心不全患者において、定常状態におけるジゴキシンの平均血中濃度を規定値に保つために必要なジゴキシンの維持投与量を計算して選ぶ問題。

省略



























































--------------以下 解答-----------------

問161 3


問162 3


問163 1,2


問164 3,4


問165 3




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2025年06月28日

第93回 薬剤師国家試験問題(問156〜160)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問156〜160)


問156 薬物投与時の定常状態におけるデータから、この薬物の尿細管における毎分の分泌量(μg/min)として最も近い値を求める問題

省略


問157 高齢者の薬物動態に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.胃酸分泌が低下するため、弱塩基性薬物の吸収は増大する。
2.肝血流量が低下するため、血流律速で肝代謝される薬物のクリアランスは低下する。
3.体脂肪量/体水分量の値が上昇するため、脂溶性薬物の分布容積は減少する。
4.糸球体ろ過率が低下するため、腎排泄型薬物のクリアランスは増大する。


問158 疾病時の薬物動態に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.ネフローゼ症候群の患者では、血清アルブミンの減少にともないフェニトインの分布容積は減少する。
2.甲状腺機能亢進症の患者では、健常人に比べてジゴキシンの全身クリアランスは低下する。
3.うっ血性心不全の患者では、健常人に比べて心拍出量が減少するために、リドカインの全身クリアランスは低下する。
4.肝硬変の患者では、肝臓のシトクロムP450含量が低下し、肝代謝律速型薬物であるテオフィリンの肝クリアランスは低下する。


問159 1コンパートメントモデルに従う、血漿中濃度時間曲線から、分布容積を求める問題

グラフ図のため省略


問160 クリアランスに関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.全身クリアランスは、線形モデルでは血中濃度の関数として表される。
2.全身クリアランスは、各臓器クリアランスの和として表される。
3.臓器クリアランスは、臓器血流速度を大きく上回ることがある。
4.薬物の肝固有クリアランスが非常に高い場合、肝におけるクリアランスは代謝律速となる。
5.肝クリアランスは、肝固有クリアランスと肝血流速度及び血漿タンパク非結合形分率により規定される。





























































--------------以下 解答-----------------

問156 5


問157 1,2


問158 3,4


問159 4


問160 2,5




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2025年06月27日

第93回 薬剤師国家試験問題(問151〜155)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問151〜155)


問151 P-糖タンパク質(P-gp)に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.P-gpを介する薬物の生体膜透過においては、ナトリウム勾配が駆動力となる。
2.基質認識性が厳密なため、シクロスポリンやビンクリスチンなど特定の脂溶性薬物のみが輸送される。
3.小腸上皮細胞では刷子縁側に発現し、薬物を細胞外へ排出する。
4.脳では毛細血管内皮細胞の血液側細胞膜に発現し、脳への薬物の分布を制限している。
5.肝細胞では胆管側膜上に発現し、薬物を胆汁中へ排泄する。


問152 薬物吸収に関する記述について、正しいものを2つ選べ。

1.クロラムフェニコールパルミチン酸エステル結晶の懸濁液を経口投与すると、安定形の結晶は準安定形の結晶よりも高い血中濃度を示す。
2.血中濃度を長時間維持する目的で、ニトログリセリンの徐放性経口製剤が使用されている。
3.ワルファリンカリウム経口投与後の血中濃度はコレスチラミン併用により低くなる。
4.皮膚をフィルムで密封すると角質層が水和し、薬物の皮膚透過性が高まる。
5.吸入剤として投与された微粒子の粒子径が小さいほど、薬物は肺深部に沈着し、肺からの吸収は増大する。


問153 薬物の組織移行に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.皮膚、筋肉、脂肪などの組織では、組織単位質量当たりの血流量が大きいため、一般に血液から組織への薬物移行が速い。
2.βーラクタム系抗生物質は、脈絡叢を介した能動輸送により、脳脊髄液に移行する。
3.脂溶性の高い薬物は、胎盤関門の透過性が高く、胎児に移行しやすい。
4.プロプラノロールは、血漿タンパク非結合率が増加すると分布容積も増加する。


問154 Scatchard plotに関する問題

グラフ図のため省略


問155 薬物代謝に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.代謝により極性の増大した薬物は、排泄しにくくなる。
2.シトクロムP450(CYP)の分子種のうち、CYP3A4は最も多くの薬物を代謝する。
3.ケトコナゾールは、核内レセプターに結合して代謝反応を阻害する。
4.ワルファリンの抗血液凝固作用は、フェノバルビタールとの併用により減弱する。





























































--------------以下 解答-----------------

問151 1,2


問152 3,4


問153 3,4


問154 4


問155 2,4




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2025年06月26日

第93回 薬剤師国家試験問題(問146〜150)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問146〜150)


問146 高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.プロベネシドは、近位尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排泄を促進することにより血中尿酸値を低下させる。
2.コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。
3.アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを活性化し、尿酸排泄を促進する。
4.ブコロームは、尿酸排泄促進作用に加えて、毛細血管透過性抑制による抗炎症作用及び抗リウマチ作用を示す。


問147 骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.ラロキシフェンは、骨のエストロゲン受容体に結合して骨吸収抑制作用を示す。
2.カルシトリオールは、小腸からのCa2+吸収を促進し、骨形成促進作用を示す。
3.イプリフラボンは、エストロゲンによるカルシトニン分泌促進作用を増強し、骨吸収を抑制する。
4.エチドロン酸は、骨芽細胞に作用し、骨形成を促進する。
5.エルカトニンは、カルシトニンの分泌を促進して破骨細胞による骨吸収を抑制する。


問148 抗真菌薬に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.アムホテリシンBは、真菌のコレステロール合成を抑制することにより膜機能を抑制する。
2.テルビナフィンは、真菌の微小管に作用し、細胞分裂を停止させる。
3.フルシトシンは、真菌内で5−フルオロウラシルに変換されて核酸合成を抑制する。
4.ミコナゾールは、ラノステロールのC-14脱メチル酵素を阻害し、エルゴステロール欠乏をきたす。


問149 抗悪性腫瘍薬、薬効の作用機序及び特徴的な副作用のうち、正しい組み合わせを2つ選ぶ問題。

省略


問150 薬物中毒の治療に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

1.ネオスチグミンの過剰投与による中毒症状は、アトロピンにより減弱される。
2.フェノバルビタールの過剰摂取による中毒症状に対して、消化管からの吸収を阻害する目的で活性炭の反復経口投与が行われる。
3.リチウム中毒には、エデト酸カルシウム2ナトリウムが有効である。
4.ベンゾジアゼピン系薬物による過度の中枢抑制には、フルマゼニルが用いられる。





























































--------------以下 解答-----------------

問146 1,4


問147 4,5


問148 3,4


問149 3,4


問150 3




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2025年06月25日

第93回 薬剤師国家試験問題(問141〜145)

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第93回 薬剤師国家試験問題(問141〜145)


問141 薬物、作用機序及び適応症のうち、誤っているものを2つ選べ。

図表のため省略


問142 血液に作用する薬物に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.アルガトロバンは、プロスタノイドIP受容体を刺激し、血小板凝集を阻害する。
2.アルテプラーゼは、フィブリノーゲンに強く結合し、フィブリンの生成を抑制する。
3.イプシロンーアミノカブロン酸は、プラスミンのリシン(リジン)結合部位に結合し、プラスミンによるフィブリンの分解を阻害する。
4.ダルテパリンは、アンチトロンビンVに結合し、Xa因子の活性を阻害する。


問143 皮膚に作用する薬物に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.アルプロスタジルは、活性型ビタミンD3で、表皮細胞分化誘導作用をもち、角化症に用いられる。
2.尿素は、表皮の水分含有量を高める作用を示し、角化症に用いられる。
3.タカルシトールは、プロスタグランジンE1製剤で、局所血流を改善し、皮膚瘍に用いられる。
4.トレチノイントコフェリルは、レチノイン酸とビタミンEのエステルで、血管新生を促進し、皮膚潰瘍に用いられる。
5.トラフェルミンは、線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体に結合して良性肉芽の形成を促進し、皮膚潰瘍に用いられる。


問144 糖尿病治療薬の作用に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.グリベンクラミドは、ATP感受性K+チャネルを活性化する。
2.トルブタミドは、膵β細胞の電位依存性Ca2+チャネルを直接遮断し、インスリンの分泌を促進する。
3.ボグリボースは、αーグルコシダーゼを阻害して、消化管における多糖類の分解・吸収を遅らせる。
4.インスリンは、チロシンキナーゼを内蔵するインスリン受容体に結合し、細胞内へのグルコースの取り込みを促進する。
5.エパルレスタットは、アルドース還元酵素を阻害し、高血糖持続時にみられるソルビトール蓄積による未梢神経障害を改善する。


問145 脂質異常症治療薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.ベザフィブラートは、コレステロールを分解除去する。
2.プロブコールは、コレステロールから胆汁酸への異化排泄を促進する。
3.アトルバスタチンは、肝細胞膜の低比重リポタンパク質(LDL) 受容体数を減少させる。
4.コレスチミドは、胆汁酸の糞便中排泄を促進するとともに、コレステロールの吸収を抑制する。
5.デキストラン硫酸エステルは、トリグリセリドの加水分解を促進する。





























































--------------以下 解答-----------------

問141 1,2


問142 3,4


問143 1,3


問144 1,2


問145 1,3




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