2025年10月11日

第95回 薬剤師国家試験問題(問216~220)

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第95回 薬剤師国家試験問題(問216~220)


問216 肝・腎疾患時の薬物投与に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.肝障害時には、肝への負担を軽減するためにも作用時間の長い薬を使用し、服用回数を減らす。
2.肝性脳症の治療には、分岐鎖アミノ酸を含まないアミノ酸製剤が用いられる。
3.組織から血中への移行が緩徐である薬物は、血液透析終了後に血中濃度が一過性に上昇する場合がある。
4.クレアチニンクリアランスは、腎障害時の投与量を考慮する際の有用な指標の1つである。
5.Giusti-Hayton法は、薬物の中未変化体排泄率を用いた腎障害時の投与量又は投与間隔の補正法である。



問217 医薬品の相互作用に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.フェノバルビタールを連続投与すると、ワルファリンの代謝酵素が誘導されるため、ワルファリンの作用は減らする。
2.フロセミドは、アミノグリコシド系抗菌薬の近位尿細管における分泌を阻害するため、アミノグリコシド系抗菌薬の副作用を増強する。
3.イトラコナゾールは、トリアゾラムの代謝を阻害するため、トリアゾラムの作用を増強する。
4.フマル酸第一鉄は、レボフロキサシンと同時に服用すると消化管内でキレートを形成するため、レボフロキサシンの吸収を阻害する。
5.シクロスポリンを投与中の患者に経口生ワクチンを接種しても、その病原性を現すことはない。



問218 成人に対する用法及び用量に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.オセルタミビルリン酸塩をインフルエンザウイルス感染症の治療に用いる場合には、通常1回75mg、1日1回、7〜10日間服用する。
2.アカルボースは、通常1回100mg、1日3回、食直前に服用する。
3.ファモチジンをクレアチニンクリアランスが30mL/min以下の患者に用いる場合には、1回20mg、2〜3日に1回、または1回10mg、1日1回服用する。
4.イトラコナゾールカプセルを深在性真菌症の治療に用いる場合には、通常1回100〜200mgを1日1回、空腹時に服用する。



問219 内服薬に関する記述のうち、誤っているものを2つ選べ。

1.グリベンクラミド錠は、2型糖尿病の治療に用いられる薬剤で、1日最高投与量は10mgである。
2.アロチノロール塩酸塩錠は、軽症〜中等症の本態性高血圧や本態性振戦の治療に用いられる薬発で、気管支ぜん息の患者には禁忌である。
3.ティーエスワンカプセルは、5−フルオロウラシル(5-FU)プロドラッグであるテガフールに、5-FUの代謝阻害薬のギメラシルを配合し、5-FUの血中濃度を上昇させるようにした薬剤である。
4.ティーエスワンカプセルは、臨床検査値異常などの安全性に問題がない場合には、休薬期間を7日未満に短縮することができる。
5.チクロビジン塩酸塩錠で治療中の患者が手術を受ける場合には、手術の前日までその服用が可能である。



問220 処方せんの疑義照会に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。

1.処方医の押印はなかったが、署名されており他に問題となる点はなかったので疑義照会をしなかった。
2.疑義照会を行ったが、処方変更がなかったので照会内容を処方せんに記録しなかった。
3.薬歴より他の医療機関から処方された薬との重複を見つけたので、疑義照会を行った。
4.高齢の患者から錠剤が服用しづらいとの訴えがあったため、疑義照会をせずに剤形を散剤に変更して薬を交付した。




























































--------------以下 解答-----------------

問216 1,2


問217 2,5


問218 2,3


問219 4,5


問220 1,3




posted by うめぼし at 10:00| Comment(0) | 95回 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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