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思い返せば、アッという間に過ぎ去った国家試験。
正直、割りと余裕をかましていけるかと思っていたけれど、余裕など無く、大マジで駆け抜けた国家試験だった。
そんな俺が1年間やったことをまとめたいと思う。
ダラダラと書きたくない性分だが、せっかくなのでノーカットで書きたい。
必要なところだけ見たい方は、ページ内検索で適当なキーワードを利用して欲しい。
1)国家試験の為に使った教材
・青本
・領域別問題集
・薬ゼミ 回数別過去問集
・オレンジブック
・メディセレ 回数別過去問集
・必須ポイントブック
・模試の解説書
・各予備校の講義プリント
・学校の国試対策講義のプリント
・予備校の山掛けプリント
この中で、最も使用したランキングTOP5は、
1位 青本
2位 メディセレ 回数別過去問集
3位 薬ゼミ 重点ポイント集
4位 模試の解説書
5位 必須ポイントブック
だ。
2)国家試験勉強を始めた時期と、時期毎に使った教材
俺が国試対策を始めたのは、10月だ。
卒業研究と大学院の受験勉強と遊ぶことに全てを注いでいたからだ。
-10月まで-
研究の合間などに、薬ゼミの領域別問題集を解いていた。
解くといっても、パラパラと見ながら、正誤を答えるという程度。
ゆる〜くやっていた。
結局、そんな感じで2周か3周くらいしたと思う。
それ以降、領域別問題集を開くことはほとんどなかったな。
-10月から12月-
青本をひたすら解いた。
解説部分はひとまず置いておき、章末問題をひたすら解いた。
1日に複数科目はやらず、今日は物理、明日は化学といったように、1日1科目、章末問題をすべて解いた。
余力がある時は、大学の先生の講義プリントの問題や解きたい科目の問題を追加で解いた。
薬理と病態は他科目と比べて青本が分厚いので、2日間かけて解いていた。
最初(特に1,2周目)は、サッパリな感じがすると思う。
でも大丈夫。
サッパリな問題はサッパリと切り捨て、次の問題に取りかかれ。
ただし、読まずに飛ばしてはダメだ!ダメだ!ダメだ!
とりあえず、見る。
とりあえず、読む。
コレがミソね。
これを繰り返していくと、
3,4周目で問題と仲良くなり始めたことに気付く。
5周目にはだいぶお互いのことがわかってくる。
6周目で割りと通じ合える。
7周目以降は、ツーカーの関係になる。
コレ、マジだから。
何ふざけたこと言ってんだよ!馬鹿野郎!
と思っているそこのアナタ。
1度騙されたと思ってやってみなさい。
5周目くらいになると、章末問題がある程度スムーズに解けるようになってくると思う。
そうすると、解説部分にも目を通す余裕が出てくるだろう。
俺は問題を解く合間に、特にわからないところの解説部分を読んでいた。
解いてわからない→解説を読む→もう1度解く
という流れをただただ繰り返した。
-1月から2月中頃まで-
薬ゼミ 重点ポイント集の章末問題と回数別過去問集をひたすら解いた。
重点ポイント集は割りと薄いので、1日で1科目をまるっと終わらせることができる。
値段も10冊(9冊??)で1万円程度とお手頃だから、オススメだ。
ただし、重点ポイント集は12月前後の発売なので、それまでに青本をだいたい見ておけるとスムーズだと思う。
3)回数別問題集の使い方
回数別問題集は本当に素晴らしい。
これについては、賛否両論あるが...。
俺は素晴らしいと思う。大切なことだから、2回言ったw
回数別問題集とは、99回、100回といったように、1冊でその回の問題がすべてがまるっと解説されているものだ。
必須問題から実践問題まで、ひととおりの流れを解き切るというのは、国家試験のシュミレーションの意味も含めて、大変有効であると俺は思う。
俺は、
回数別問題集を、模擬試験の前に使っていた。
毎回、97〜100回は一通り目を通し、ピンと来ない問題は2回か3回解いた。
1日1つの回を解いていたので、模試の4〜5日前からは過去問に時間を充てていた。
模試にもいろいろあるから、それぞれの模試でどのような対策をしたかは、別の記事で書こうと思うので、参照してくれ。
だらだらと書いてしまったが、
まとめると、
1)青本の章末問題をひたすら解く
2)章末問題がある程度解けるようになったら、回数別過去問集で必須→実践を流れで演習する
3)重点ポイント集が発売されたら、これまでの問題演習に加えて重点ポイント集をひたすら進める
とにかく、問題を解いた。
既出問題(過去問)を確実に、その上に周辺知識を追加した。
さいごに...
国家試験勉強において、最も大切なことは、何度も何度も何度も繰り返すことだ。
最初はチンプンカンプンでも、解き続けることで、必ずアッ!!!と思う時が来る。
先生や友達が何を言って来ても、無視しろ。
何度も繰り返せば、結果は必ず付いてくる。
後輩たちよ。がんばれ!!
2033年04月01日
2025年10月29日
第96回 薬剤師国家試験問題(問101~105)
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第96回 薬剤師国家試験問題(問101~105)
問101 日本国憲法の一部について、空欄に入る適切な語句を選ぶ問題。
省略
問102 製造物責任法に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.薬局製造販売医薬品は、製造物に該当しない。
2.医薬品の添付文書の記載不備は、製品の欠陥には当たらない。
3.医薬品の製造をすべて他社に委託している製造販売業者は、損害賠償責任を問われない。
4.損害賠償を請求する者は、製造業者等に過失があったことを立証する必要はない。
5.損害賠償の請求権には時効がない。
問103 我が国の医療保険制度に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.保険外併用療養費の対象には、「評価療養」と「選定療養」の2種類がある。
2.高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が一定額を超えた場合に、国がその金額を支給する制度である。
3.公費負担医療制度は、国又は都道府県が費用の全部又は一部を負担するものである。
4.保険給付の方法は、主として現金給付である。
問104 医薬分業に関する記述のうち、正しいものを1つ選ぶ問題。
省略
問105 希少疾病用医薬品に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.国内の対象患者数が5万人に達しないことを指定要件のひとつとしている。
2.製造販売承認の審査において、他の医薬品よりも優先して取り扱うことができる旨の規定がある。
3.開発に当たり、非臨床試験は原則として免除される。
4.再審査期間は、希少疾病用医薬品以外の新医薬品より短いのが一般的である。
--------------以下 解答-----------------
問101 3
問102 4
問103 1,3
問104 1
問105 1,2
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第96回 薬剤師国家試験問題(問101~105)
問101 日本国憲法の一部について、空欄に入る適切な語句を選ぶ問題。
省略
問102 製造物責任法に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.薬局製造販売医薬品は、製造物に該当しない。
2.医薬品の添付文書の記載不備は、製品の欠陥には当たらない。
3.医薬品の製造をすべて他社に委託している製造販売業者は、損害賠償責任を問われない。
4.損害賠償を請求する者は、製造業者等に過失があったことを立証する必要はない。
5.損害賠償の請求権には時効がない。
問103 我が国の医療保険制度に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.保険外併用療養費の対象には、「評価療養」と「選定療養」の2種類がある。
2.高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った医療費が一定額を超えた場合に、国がその金額を支給する制度である。
3.公費負担医療制度は、国又は都道府県が費用の全部又は一部を負担するものである。
4.保険給付の方法は、主として現金給付である。
問104 医薬分業に関する記述のうち、正しいものを1つ選ぶ問題。
省略
問105 希少疾病用医薬品に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.国内の対象患者数が5万人に達しないことを指定要件のひとつとしている。
2.製造販売承認の審査において、他の医薬品よりも優先して取り扱うことができる旨の規定がある。
3.開発に当たり、非臨床試験は原則として免除される。
4.再審査期間は、希少疾病用医薬品以外の新医薬品より短いのが一般的である。
--------------以下 解答-----------------
問101 3
問102 4
問103 1,3
問104 1
問105 1,2
2025年10月28日
第96回 薬剤師国家試験問題(問96〜100)
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第96回 薬剤師国家試験問題(問96〜100)
問96 ザルツマン法に関する問題。
省略
問97 大気汚染物質とその測定法の対応のうち、正しいものを2つ選べ。
1.二酸化硫黄 ― 溶液導電率法
2.オキシダント ― 検知管法
3.一酸化炭素 ― トリエタノールアミン・パラロザニリン法
4.浮遊粒子状物質 ― 重量法
問98 室内空気汚染に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.シックハウス症候群の主な症状は、下痢と腹痛である。
2.室内濃度指針値は、室内空気汚染物質によりシックハウス症候群が引き起こされる閾値である。
3.防虫剤であるパラジクロロベンゼンには、室内濃度指針値が設定されている。
4.ホルムアルデヒドは、ぜん息を増悪させるおそれがある。
問99 環境保全のための制度に関する記述のうち、マニフェスト制度に当てはまるものを1つ選べ。
1.化学物質を譲渡する際、その性状を譲渡先に知らせる。
2.化学物質の排出量・移動量を国に届け出る。
3.産業廃棄物が適正に最終処分されたことを確認する。
4.新規輸入化学物質の分解性を調べて国に届け出る。
5.家電等のリサイクルを促進する。
問100 環境基本法に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1.国は、環境の保全に関する基本的かつ総合的な施策を策定する責務を有する。
2.地方公共団体は、地方公共団体の区域の自然的社会的条件に応じた施策を策定する責務を有する。
3.事業者は、事業活動を行うに当たって、自然環境を適正に保全するために必要な措置を講する責務を有する。
4.国民は、日常生活に伴う環境への負荷の低減に努める義務はない。
--------------以下 解答-----------------
問96 4
問97 1,4
問98 3,4
問99 3
問100 4
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第96回 薬剤師国家試験問題(問96〜100)
問96 ザルツマン法に関する問題。
省略
問97 大気汚染物質とその測定法の対応のうち、正しいものを2つ選べ。
1.二酸化硫黄 ― 溶液導電率法
2.オキシダント ― 検知管法
3.一酸化炭素 ― トリエタノールアミン・パラロザニリン法
4.浮遊粒子状物質 ― 重量法
問98 室内空気汚染に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.シックハウス症候群の主な症状は、下痢と腹痛である。
2.室内濃度指針値は、室内空気汚染物質によりシックハウス症候群が引き起こされる閾値である。
3.防虫剤であるパラジクロロベンゼンには、室内濃度指針値が設定されている。
4.ホルムアルデヒドは、ぜん息を増悪させるおそれがある。
問99 環境保全のための制度に関する記述のうち、マニフェスト制度に当てはまるものを1つ選べ。
1.化学物質を譲渡する際、その性状を譲渡先に知らせる。
2.化学物質の排出量・移動量を国に届け出る。
3.産業廃棄物が適正に最終処分されたことを確認する。
4.新規輸入化学物質の分解性を調べて国に届け出る。
5.家電等のリサイクルを促進する。
問100 環境基本法に関する記述のうち、誤っているものを1つ選べ。
1.国は、環境の保全に関する基本的かつ総合的な施策を策定する責務を有する。
2.地方公共団体は、地方公共団体の区域の自然的社会的条件に応じた施策を策定する責務を有する。
3.事業者は、事業活動を行うに当たって、自然環境を適正に保全するために必要な措置を講する責務を有する。
4.国民は、日常生活に伴う環境への負荷の低減に努める義務はない。
--------------以下 解答-----------------
問96 4
問97 1,4
問98 3,4
問99 3
問100 4
2025年10月27日
第96回 薬剤師国家試験問題(問91〜95)
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第96回 薬剤師国家試験問題(問91〜95)
問91 自然環境中における窒素循環に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.硝化は、好気的条件下で進行する。
2.脱窒により、温室効果ガスが産生される。
3.窒素固定は、マメ科植物により行われる。
問92 水銀の環境内動態に関する記述の「カッコ内」に入れるべき語句として、正しい組合せを1つ選ぶ問題。
省略
問93 アミンやフミン質等が含まれている水を塩素消毒した際に生成する副生成物として、正しいものを2つ選べ。
1.クロロホルム
2.ホルムアルデヒド
3.クロロフェノール
4.トリクロロエチレン
問94 下水に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.下水道法では、家庭生活排水や産業排水は下水であるが、し尿や雨水は下水ではない。
2.大都市と中小市町村の間に、下水道処理人口普及率の大きな差はない。
3.オキシデーションディッチ方式による下水処理では、活性汚泥でBODを除去する。
4.下水道は、水道水源水域の保全だけでなく、都市浸水対策にも重要である。
問95 水質汚濁に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.生息する生物の種類の変化を利用して、水質汚濁の程度を判定することができる。
2.湖沼では、CODの環境基準達成率は80%以上である。
3.富栄養化した内海では、カルシウム及びリン濃度が増加している。
4.富栄養化した淡水湖沼では、アオコが異常増殖し、水の華が発生することがある。
--------------以下 解答-----------------
問91 1,2
問92 3
問93 1,2
問94 3,4
問95 1,4
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第96回 薬剤師国家試験問題(問91〜95)
問91 自然環境中における窒素循環に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.硝化は、好気的条件下で進行する。
2.脱窒により、温室効果ガスが産生される。
3.窒素固定は、マメ科植物により行われる。
問92 水銀の環境内動態に関する記述の「カッコ内」に入れるべき語句として、正しい組合せを1つ選ぶ問題。
省略
問93 アミンやフミン質等が含まれている水を塩素消毒した際に生成する副生成物として、正しいものを2つ選べ。
1.クロロホルム
2.ホルムアルデヒド
3.クロロフェノール
4.トリクロロエチレン
問94 下水に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.下水道法では、家庭生活排水や産業排水は下水であるが、し尿や雨水は下水ではない。
2.大都市と中小市町村の間に、下水道処理人口普及率の大きな差はない。
3.オキシデーションディッチ方式による下水処理では、活性汚泥でBODを除去する。
4.下水道は、水道水源水域の保全だけでなく、都市浸水対策にも重要である。
問95 水質汚濁に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.生息する生物の種類の変化を利用して、水質汚濁の程度を判定することができる。
2.湖沼では、CODの環境基準達成率は80%以上である。
3.富栄養化した内海では、カルシウム及びリン濃度が増加している。
4.富栄養化した淡水湖沼では、アオコが異常増殖し、水の華が発生することがある。
--------------以下 解答-----------------
問91 1,2
問92 3
問93 1,2
問94 3,4
問95 1,4
2025年10月26日
第96回 薬剤師国家試験問題(問86〜90)
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第96回 薬剤師国家試験問題(問86〜90)
問86 食品の残留農薬の規制に関する記述のカッコに入れるべき語句の組合せとして、正しいものを1つ選ぶ問題。
省略
問87 有害物質とそれによる特徴的な障害との対応のうち、正しものを2つ選べ。
1.アスベスト − 中皮腫
2.塩化ビニルモノマー − 肝血管肉腫
3.アクリルアミドモノマー − 造血機能障害
4.トリブチルスズオキシド − 鼻中隔穿孔
問88 化学物質による中毒の処置に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.小児がタバコを誤食したときには、家庭では吐かせずに牛乳又は水を飲ませたのち、医療機関を受診する。
2.三環系抗うつ薬を大量服用したときには、フルマゼニルの投与が有効である。
3.モルヒネを大量服用したときには、ナロキソンの投与が有効である。
4.グリホサートを大量に摂取したときには、プラリドキシムヨウ化物(2-PAM)の投与が有効である。
5.シアン化物を摂取したときには、亜硝酸ナトリウムとチオ硫酸ナトリウムの投与が有効である。
問89 乱用性の薬物とその法的規制に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.エタノールの長期摂取では精神的依存性は惹起されるが、身体的依存性は生じない。
2.薬物犯罪で検挙者数が最も多いのは、大麻取締法違反である。
3.コカインは、トロパン骨格をもち、中枢興奮作用を有する。
4.リゼルギン酸ジエチルアミドは、主として覚せい作用を示す。
問90 放射性核種に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.核爆発に伴うフォールアウト(放射性降下物)の中で、食品を汚染して問題となるのは、主として137Cs、90Sr、40Kである。
2.半減期は、40K>137Cs>131Iの順である。
3.90Srは、α線を放出する。
--------------以下 解答-----------------
問86 1
問87 1,2
問88 3,5
問89 3
問90 2
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第96回 薬剤師国家試験問題(問86〜90)
問86 食品の残留農薬の規制に関する記述のカッコに入れるべき語句の組合せとして、正しいものを1つ選ぶ問題。
省略
問87 有害物質とそれによる特徴的な障害との対応のうち、正しものを2つ選べ。
1.アスベスト − 中皮腫
2.塩化ビニルモノマー − 肝血管肉腫
3.アクリルアミドモノマー − 造血機能障害
4.トリブチルスズオキシド − 鼻中隔穿孔
問88 化学物質による中毒の処置に関する記述のうち、正しいものを2つ選べ。
1.小児がタバコを誤食したときには、家庭では吐かせずに牛乳又は水を飲ませたのち、医療機関を受診する。
2.三環系抗うつ薬を大量服用したときには、フルマゼニルの投与が有効である。
3.モルヒネを大量服用したときには、ナロキソンの投与が有効である。
4.グリホサートを大量に摂取したときには、プラリドキシムヨウ化物(2-PAM)の投与が有効である。
5.シアン化物を摂取したときには、亜硝酸ナトリウムとチオ硫酸ナトリウムの投与が有効である。
問89 乱用性の薬物とその法的規制に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.エタノールの長期摂取では精神的依存性は惹起されるが、身体的依存性は生じない。
2.薬物犯罪で検挙者数が最も多いのは、大麻取締法違反である。
3.コカインは、トロパン骨格をもち、中枢興奮作用を有する。
4.リゼルギン酸ジエチルアミドは、主として覚せい作用を示す。
問90 放射性核種に関する記述のうち、正しいものを1つ選べ。
1.核爆発に伴うフォールアウト(放射性降下物)の中で、食品を汚染して問題となるのは、主として137Cs、90Sr、40Kである。
2.半減期は、40K>137Cs>131Iの順である。
3.90Srは、α線を放出する。
--------------以下 解答-----------------
問86 1
問87 1,2
問88 3,5
問89 3
問90 2

